■コミュフローというANTENNA

「次から次へと乗っかる独自のコミュニケーションスタイル」によって
クリエイティブで本音の自分が引き出され、
メッチャ楽しい×活力が湧く×思いもよらぬアイデアが湧出する
「コミュニケーションフロー(通称:コミュフロー)」という場は
Serendipが提唱する概念。

スポーツの世界では、
「自分の思った通りに試合運びが出来る不思議な確信に満ち、
圧倒的なパフォーマンスを発揮する究極の集中状態」を
ゾーンと言ったりしますが、
学術界の専門用語ではこれをフローと言います。

我々は、良質のコミュニケーションの中では
フロー状態が生まれることに気付き、
コミュフローというANTENNAを打ち立てました。

■クリエイティブ女子会

バカ騒ぎでもなく、真剣過ぎる議論でもなく展開されていく
そのコミュニケーションスタイルは
別名「クリエイティブ女子会♪」。

人は誰でも自分の発言が相手の刺激になったり、
そこから新しい概念・着想の入口になったと感じられると、
とても嬉しいもの。

それは人間がひどく社会的な生き物であることに依拠していますが、
コミュフローの場では誰かが発言して何か着想すると、
指立てをしながら相手の発言の終わりを待ち、
「それに乗っかると~」と着想した話・アイデアを
次々と絡めて展開していきます。

そうして貢献感を得た人は一層良いステート(心の状態)になり、
ますます自分の生煮えのアイデアや、まだ人に見せていないキャラを
場に出し、仲間がそれに刺激を受ける。

そんな無限サイクルを回し続ける中で場としてフロー状態が生まれ、
驚くほどクリエイティブなアイデアやその人のありたい姿が場に現れ、
そして一人一人のステートが良くなり、
新しいことに挑戦したい感が高まっている。

一定のルールを守りつつも、
とにかく「クリアリング(発言)」と「乗っかる」を繰り返す中で、
こういう場が生まれるということにSerendipは確信を持っています。

■コミュフロー温泉

コミュフローの場は温泉にも喩えられます。

現実という寒空で体温が冷えた人が、
仲間の集まるコミュフロー温泉に浸かり、
どんどん状態が良くなり、ステート(心の状態)という温度が高まり、
また自らの人生を進めるべく現実に戻っていく。
(コミュフロー温泉の浸かり過ぎると、のぼせることも!)

温泉に浸かって心のエネルギーを充電出来るあたりが、
コミュフローの場を如実に表していると言えます。

また、場を共にする仲間のキャラ・特色・強み・クセという入浴剤が
温泉の成分に加わり、お互いに影響を及ぼし合う。

ロジカルな人が加わればロジカル成分が、
ユーモアな人が加わればユーモア成分が、
そのメンバーに固有なコミュフロー温泉を構成します。

そして、メンバー同士の密なコミュニケーションによって、
まるで夫婦同士が似ていくかのようにお互いの要素が混じり合い、
「素」を出しつつも、より自分の人生を進めるのに「適」した、
素適な自分へと解放されていく。

そんなWAが当たり前な世の中にすることが、
Serendipの使命の一つです。